相続アパート経営コラム

(第2回)

 

相続して初めて気づく
固定資産税などの負担の現実

相続したアパート。

ある日、
固定資産税の納付書が届いて、
その金額に驚くことがあります。

「良いものを引き継いだ」

そう感じていたアパートでも、
思わぬ負担に気づく瞬間です。

実際、家賃収入がある不動産は、
資産としてとても魅力的に見えます。

しかし、相続してしばらくすると、
思わぬ書類が届いて慌てる方も少なく
ありません。

それが、固定資産税の納付書です。

相続したアパートの固定資産税の納付書と収支メモをテーブルに広げ、思っていた以上の税金負担に気づきながら今後のアパート経営について夫婦で落ち着いて話し合っている様子を描いたイラスト

📩 固定資産税の納付書に驚いた方の例


以前、
不動産売買の仕事をしていたときのことです。

ある方から、相続税の納税資金のために
土地を売却したいという相談を受けました。

無事に売却が終わり、
その後の雑談の中でその方が
次のようなお話しをされました。

「相続でアパートを引き継いで、
良いものをもらえたと思っていたんだけど、
しばらくしてから、
固定資産税の納付書が届いて驚いた。」

その方は当時60歳前後でしたが、
そのときまで固定資産税のことを
ご存知なかったそうです。

🏡 親任せのときに多いケース


土地を多くお持ちの、
いわゆる「地主家系」のご家庭では、
親や祖父母の土地に、
子や孫がマイホームを建てて住むケースが
よくあるようです。

この場合は、
土地の固定資産税は親や祖父母へ
家の固定資産税は子や孫へ
と、納付書が届きます。

先の方の場合は、
土地も家も親名義だったからか、
固定資産税の納付書を受け取るということが
まったく無かったようです。

そして、
親が相続税対策で建てたアパートも、
その敷地の土地も、

どちらも親名義のため、
固定資産税の納付書は
毎年すべて親宛に届きます。

そして相続した後に、
土地も家もアパートも、
すべての固定資産税の納付書が一気に届き、
初めてその負担に気づかれたそうです。

アパート経営では、
家賃収入という見た目の良さだけで
判断するのではなく、 

・返済
・税金
・修繕費


なども含めて、
全体を見て考えることが大切です。 

💰 不動産を持つと発生する費用


不動産には

・固定資産税
・都市計画税
・修繕費
・管理費

など、さまざまな費用が発生します。

アパートの場合は、家賃収入があるため

「収入があるから大丈夫」

と思われがちですが、

借金の返済があるケースでは、
思ったより支出が大きいと感じることもあります。 

📊 相続後に困らないために


これまで多くの地主の方々と
接してきましたが、

相続の前に

・不動産の状況
・税金の負担
・今後の見通し

を整理していないケースは
意外に多いと感じます。

そのため、
相続されたご家族が

「こんなはずではなかった」

となるケースが案外多いように思います。 

⚖ 不動産は、
「収入」と「負担」を 一緒に見て
考えることが大切です


マイホームの場合は
 「収入」はなく「負担」だけです。
 
田や畑で農業収入があるケースでは
「収入」と「負担」があります。

また、アパート・賃貸マンションを持ち
賃貸収入があるケースでは、

・固定資産税
・修繕費

など、
「収入」と「負担」があると考えることが大切です。

収入だけでなく、

「どのような維持・管理費がかかるのか」

を整理しておくことで、
将来の判断もしやすくなります。

🌱 まずは今の状況を
整理することから


アパート経営では、

・今の家賃収入
・固定資産税の負担
・修繕費の見通し
・将来の経営の見通し

こうしたことを一度整理しておくことは
とても大切です。

例えば、あなたのアパートについて、


・毎年の支出はいくらくらいか
・手取りはいくらくらいか

把握できていますか?

ちなみに確定申告書を見ただけでは

これは分かりません。

確定申告書は税金を計算するための書類ですので、

それだけでは手取りを知ることは難しいです。


現在の手取りや今後の見込みについては、
ご自身で整理するのが難しいと感じる方も少なくありません。

そうした場合は、
専門家と一緒に整理していく方法もあります。


例えば、
当ファイナンシャルプランナー
ふたむらたけし事務所では、
アパート経営の健康診断というメニューで、
今後30年間の見込み手取り額を整理するお手伝いもしています。

アパート相続・土地活用など不動産の不安に寄り添い、
あなたやご家族の“安心できる未来”を一緒に考える。
お互い安心相続® 実現サポーター  

愛知県名古屋市を拠点に活動するファイナンシャルプランナーふたむらたけし事務所のロゴ(日本地図と名古屋市の位置を示す赤い星)

名古屋市とその周辺地域で、


・アパート経営
・土地活用
・相続


について、

中立の立場で状況を整理するサポート

を行っています。

© 2025-2026 ファイナンシャルプランナーふたむらたけし事務所
本文・画像の無断転載・複製を禁じます。